「金の ゆりかご」/北川 歩実 著
幼児英才塾。幼児教育センター。
3歳までの幼児の脳に様々な刺激を与えるカプセル・・・金のゆりかご。
天才少年になった子供。
精神に異常をきたす子供。
そして成長した子供たちの今。
この物語はどこへ向かっていくのか?
ラストになるまで解からなかった。
そうでしたかあ・・・。まさか・・・そうでしたかあ。
鍵は『双子』
しかし謎を紐解くと、ムムムッ!双子だったのか?
は、もはや出尽くしている。
そんな答えは通用しない。
余程でないと、なんだよ双子かよお〜って事になってしまうし・・・。
それを逆手に取られた感じだ。
それにしても・・・。
双子って面白いね。(双子の皆さんごめんなさい。)
生まれた時からもう一人の自分がいる。
生まれた時からミステリーではないか?(ごめんなさい。)
世界中の人間がみ〜んな双子だったらどうなるのかな?
人は孤独ではなくなるかな? それともウザイかな?
もちろん双子だって個々の人間ではあるけれど。
と、いったようにいつも物語からそれたことを考えてしまう・・・。