2012年12月05日

「舞台をやってました」

舞台をやってました。

初めてのプロデュース。初めての二人芝居。

埼玉県入間市文化創造アトリエAMIG。
http://i-amigo.net/

たった一日、2回公演。


「受付」  別役実

演出    大堀こういち

出演    菊池均也   川俣しのぶ



私にとって感慨深い作品となりました。

大堀くん、均ちゃん、ありがとう!

アミーゴの皆さん、ありがとう! お客様、ありがとう!

みんなみんな、ありがとうございました。




今は抜け殻状態・・・・・と言いながらも本を読む。
 

「楽園のカンヴァス」/原田マハ 著

ニューヨークMOMA所蔵のルソーの「夢」  1910年作

しかしもう1点、スイス・バーゼルにルソーの「夢をみた」が・・・。

これは本物か?偽者か?

所有者であり、伝説のコレクターでもあるコンラード・バイラーは何者?


この小説の中には謎解きのひとつの物語が出てくる。

40代で職を捨て絵描きになったルソーの物語。

作者は不明。7章に分かれた小さな物語。

それは決して大そうなものではない。


人妻で若々しいヤドヴィガとの出会い。

ルソーがピカソに与えた影響。

そこに出てくるアポリネールやマリー・ローランサン。

ピカソの夜会に招かれたルソーとヤドヴィガ。

ヤドヴィガこそ「夢」に描かれた女。

そしてルソーの絵に心惹かれるヤドヴィガの夫、ジョセフ。


ルソーを除く誰もが若かった時代。そしてみんな貧しかった。

でも・・・夢があった。

この時代あこがれます。

巴里の洗濯舟にワープしてみたいと思うのは私だけではないでしょう・・・。


これは時間を越えた愛の物語でした。

心優しい100年の愛です。

久々にルソーの絵画にふれたのも良かったなあ・・・。


次は・・・・・「アリス・B・トクラスの自伝」・・・かなあ。




posted by しのぶん at 15:56| Comment(1) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
舞台本当におもしろかった。演出と役者たちの”輪”が出来ていましたね。しのぶちゃんにピッタリの役。出逢えて良かったね〜♡
Posted by shifumi at 2012年12月28日 17:41
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: