『64』ロクヨン 横山秀夫
なんとも読み応えのある作品でした!!
県警本部・警務部が舞台。警察内部の話って面白い。
なんとも読み応えのある作品でした!!
県警本部・警務部が舞台。警察内部の話って面白い。
好きだ。
刑事あがりの広報官・三上義信は娘が家出したきり音沙汰なし。
生きているのか?
生きているのか?
それとも・・・。
そして時効まで1年の誘拐事件。事件当時の警察の失態と隠蔽。
娘を誘拐、惨殺された父親執念。広報室と記者の探りあい。
長官視察を軸に物語が回る回る。
手に汗握る。
イライラもする。 困惑する。
窒息しそう。面白かった〜〜〜〜〜!
内容紹介
昭和64年に起きたD県警史上最悪の誘拐殺害事件を巡り、刑事部と警務部が全面戦争に突入。広報・三上は己の真を問われる。究極の警察小説!
内容(「BOOK」データベースより)
警察職員二十六万人、それぞれに持ち場があります。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事です。神の手は持っていない。それでも誇りは持って いる。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人 生の本質が、ここにある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
横山/秀夫1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活を経てフリーライターとなる。91年『ルパンの消 息』が第九回サントリーミステリー大賞佳作に選ばれる。98年『陰の季節』で第五回松本清張賞を受賞。2000年『動機』で第五十三回日本推理作家協会 賞・短編部門を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)